この「ゼウスの黙示録(もくしろく)」〜人類の赤い糸〜は
2013年11月に学研さんから出版された、A5版448ページの本です。
価格は1500円です。
申し遅れました、この記述は筆者自らがいたします。

まずもって、タイトルからは「宗教がらみの内容?」と、
感じられる方々がいらっしゃるでしょうか。
次に学研さんの担当者がつけてくださった、上記写真の帯のコピーからは、
「こどもじみたSFのストーリーなのか?」とも読みとれますがいかがでしょう。

大筋の構想をいだいたのは、ミレニアムを迎える頃です。
ノストラダムスの大予言が的中するのか? とか、
2000年問題により電子機器類が狂乱の世界を呼ぶ、などと
なんだか世紀末を煽るような、妙な盛り上がりがありました。

生半可な知識をパッチワークのように繋いで、
想像豊かに勝手な幻想を膨らませていた筆者は、基本的に大きな疑問が。
この現代で、過去の出来事を知ろうとするとき、
現存する物的証拠に基づいて証明されていますが、
果たして証拠が現存しないとするなら、それは起こらなかったことなのか?
ということでした。

いやいや、証拠が現代まで残っていなかったとしても
それはなかったことなのだ、ということではない、そう思っています。

悲しいことに大きな災害が発生してしまいました。
「東日本大震災」です。
あの災害の直前、東北沖で中規模な、しかし割と大きめの地震があったとき、
「予兆じゃないの?」と、ニュースをみて直感したことを記憶しています。
30年ほどの周期で訪れてしまう、あのあたりの地震にしては
なにやら規模が小さいんじゃないか、などと素人が直感したのです。

あの日、震災の直後に報道が伝える映像は、心の底から悲しかった。

この頃、既に「ゼウスの黙示録」は終盤アタリまで書き起こし、
日常の業務に追われたり、日々の雑念に邪魔されながら、
長い間、筆を休めていたのです。
そんなときに、そんなシーンを現実としてみることになってしまいました。

自分自身もあの恐ろしい大地の揺れを体感し、
その後も訪れる余震にビクつき、生活のリズムを乱しましたが、
ようやく元の精神状態に戻れるなと感じたとき、
「ゼウスの黙示録」〜人類の赤い糸〜を書き上げようと
再起動したのでした。

その後、ひょんなことから学研さんとコンタクトがあり、
「出版してみませんか!」とお声をいただいたのです。

特殊な条件でした。
限定された数十軒の大手書店のコーナーに置かれるだけ、
しかも1年限り。
アマゾンでも取り扱っていただいたようですが、
如何せん、宣伝などまったくないのです。
はじめから「売れるわけないでしょ!」と考えていました。
友人や知人に、販売以外の数冊を手渡し、
読み終えてから「おもしろいじゃん!」とか「売れるよ!」などと
励ましをいただきましたが、自分の中では「無理無理、出せただけでいいんだ」と
喜びと裏腹に感じてしまう、切なさを覚えていました。

でも、ほんの少し、見つけてくださった方々が購入していただけました。
ありがとうございます!

このページをお読みいただいている方々、もう少し、お付き合いください。
お恥ずかしいことを冒頭に。

この「ゼウスの黙示録」〜人類の赤い糸〜は、
実はこのあとに展開するストーリーの序章として書き上げたものです。
ということは、主人公や取り巻くキャラクターも、まだまだ続くストーリーで活躍するのです。
が、《〜人類の赤い糸〜》編は、きちっと完結しています。

現代まで語り継がれたり、現存する古代書物の中に記載される事柄は
「つくりごと」なのでしょうか? 「まやかし」なのでしょうか?
時の権力者が、自分に都合のいいように記した史実はよくありますが、
ありえなかった事柄、ではないことも、存在すると思うのです。

無限とも思われる宇宙の中で、ちっぽけな地球に偶然生かされる人類。
学術的に考察される宇宙の起源より、遙かに短い地球の歴史ですが、
人類の歴史は、それより遙かに短いですね。
しかしながら、いま、存在するということは間違いなく始まりがあるのです。
そんなことから人類の起源を勝手に考えてみると、
どうして、いまの姿カタチになったのだろうとか、さまざまな事柄を考えてしまいます。

主人公は日本人です。
われわれモンゴロイドは唯一、生まれたときに蒙古斑が現れます。
不思議です、なぜなんだろうと考えます。
そして、ミトコンドリアDNAを辿ると、人類の起源とされる種族の容姿が
われわれモンゴロイドと酷似しています。

タイトルとしている「ゼウス」は、全能の神として語り継がれますね。
「神」とはどういう存在なのでしょう?
きっとわれわれ人類が、自分達で計り知ることのできない事柄に直面するとき、
それらの原因を説明できないから、その存在を創り上げたのでしょう。

そういう存在を証明できない「神格的」なものを含めて、
語り継がれる「伝承」を含めて、
現代科学で解き明かされた真実であろうこととともに、
「ゼウスの黙示録」〜人類の赤い糸〜のストーリーは展開します。

「アトランティス大陸」などという名前はご存知だと思いますが、
「本当に大陸?」という、スケール感の疑問。
このストーリーをお読みいただいて
「うまくこじつけたな」というような感想をお持ちいただけたなら、
ありがたいことだと思います。
私は、神懸かり的なことはともかく、古代にこのような出来事があったかもと考えますので。

学研さんにいただいた「壮大な人類叙事詩」という形容は、
とてもありがたく、端的なご感想だと感じました。
この「ゼウスの黙示録」〜人類の赤い糸〜をもらって戴けませんか?
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